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『ディアーディアー』菊地健雄監督&桐生コウジさん舞台挨拶レポート

4/23(土)、2015年のモントリオール世界映画祭にも招待された話題作「ディアーディアー」の上映初日に、本作の監督、菊地健雄さんと主演の桐生コウジさんによる舞台挨拶を開催いたしました。
桐生コウジさんは本作のプロデューサーも努めておられますが、プロデューサーとして、本作で監督デビューを果たした菊地監督を評するなど、突っ込んだお話をしていただけました。

左:菊地健雄監督 右:桐生コウジさん

左:菊地健雄監督 右:桐生コウジさん

助監督は老けるのが早い?

助監督として数々の現場を経験している菊地監督ですが、俳優の桐生コウジは助監督は老けるのが早いよね、と常々感じておられたそう。
助監督とはどんな仕事なのか。菊地監督は会社で例えると中間管理職のようなもので、監督と各セクションをつなぐ役割で間に挟まれることが多い立場だと説明していました。
現場に入ると、寝言でも誤っていたりすることもあるそうです(笑)助監督って大変なんですね・・・


プロデューサー桐生コウジは菊地監督をどう評価しているのか!?

助監督として長いキャリアを積んで今回、長編監督デビューを果たした菊地監督。主演・プロデューサーである桐生コウジさんはまだ言っていないことがあるとのこと。それは菊地さんに監督を依頼してよかったのかどうか、という本音の部分。今回の舞台挨拶が公に本作について語る最後の機会、ということで、本音のぶっちゃけトークをしてくれました。菊地監督からしたらドキドキだったかもしれません。

一方、菊地監督は撮影前の脚本作りに2年かかったエピソードを披露。様々な熟慮の結果、クランクインの半年前ほどに現在の映画の形に落ち着いてきたそうですが、プロデューサーの桐生さんに気に入ってもらえるのか、もしかしたらクビにされるのでは、と考えることもあったそう。菊地監督にとってはデビュー作となる本作ですから、監督としても妥協できない部分もあり、拘りの結果という面も多分にあったようです。
桐生さんも菊地さんも完成した作品を見れば、様々な反省点があると語りますが、観客の皆さんに見てもらうことによって作品が成長していくことを実感していたようです。
th_ディアーディアー舞台挨拶 - 15
菊地監督は3兄妹のキャスティングについて、それぞれのキャラクターにあった理想的なキャスティングを監督として評価。対して桐生さんはプロデューサーとして菊地監督をどう評したか。結論としてはとても良かった、とのこと!
しかし、今後監督菊地健雄がどんなカラーを持った監督になるのかは2作目、3作目と続いていくなかで磨かれていくものであるとしながら、世の中にはスタイルに固執する監督もいるなか、菊地監督はスタッフやキャストの力をどう引き出すのかを考えながら現場に臨んだそうです。監督は自分では何もしないし、できない人。スタッフやキャストが存分に力を発揮してくれることが、結果として映画を面白いものにしてくれる、と助監督時代からもそう考えていたそうです。
桐生さんは、菊地監督を「そうした空気を作る人間力のある人」と高く評価。2作目、3作目もそうした姿勢で監督していってほしいとエールを送っていました。

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