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中みね子監督『ゆずり葉の頃』舞台挨拶レポート

10/30(金)、「ゆずり葉の頃」11:00の上映後に中みね子監督による舞台挨拶を行いました。翌日には鳥取に行かねばならないという多忙なスケジュールを縫って、映画をご覧になった方に一言でもご挨拶したいという思いで駆けつけてくださいました。中監督、本当にありがとうございました。

『ゆずり葉の頃』上映後の舞台挨拶

上映後、満席の会場から大きな拍手で迎えられ、中みね子監督に映画制作のいきさつなどを語っていただきました。

th_ゆずり葉の頃舞台挨拶 - 2

夫である故・岡本喜八監督のプロデューサーとして長年岡本作品を支え続けた中監督。岡本喜八監督と結婚される前は脚本家として活躍されていました。今回「ゆずり葉の頃」は35年ぶりの脚本執筆だったそうです。喜八監督の七回忌を終え、多忙な状態から解放され、もっと前に進めないだろうかと思い、八千草薫さんと相談され、八千草さん主演を想定した脚本を書くことになったそうです。
以前から芯の強い日本人女性を描いてみたいと思っていたとのことで、それは八千草さんにピッタリだと考えられたようです。

そして今回、監督デビューするにあたり、旧姓である「中」名義を使用したことについて、映画業界に身を投じて様々苦労をかけたので、両親への感謝の念を込め旧姓を用いたとのこと。岡本喜八監督の作品のプロデューサーとして長年映画業界で奮闘してきな中監督ですが、ご両親の助力もたくさんあったようです。

会場からは、昔の日本映画のような趣があって感動した、というたくさんのお声が。監督はシナリオ協会の1期生で、昔の日本映画のシナリオの書き方で進めたとのこと。さらに初監督にあたってこだわったことは、これは八千草薫さん主演の映画であるから、八千草さんの呼吸や歩き方など、全体のトーンも八千草さんのトーンにあわせて撮ることを意識したそうです。

また今後についてはまた監督作を制作するかどうかはわからないそうです。しかし、自身で小説を書かれているというお客様から自分の小説を映画化してほしいというリクエストをいただく1コマも。

芯の強い日本人女性を描く夢を今作で実現した中みね子監督ですが、監督自身もとても芯が強く、気品ある方でした。ぜひとももう1本監督していただきたいですね。

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